知夫里島(知夫村)
自然・景色
名垣
赤ハゲ山山頂付近で見かける長い石垣。これは「名垣」といって、昔は盛んに行われていた「牧畑」の境目。今でこそ物流が発達して島外から食料が調達できますが、その当時は自給自足が基本。島の狭い土地を有効利用するため、エリアを区切ってローテーションをしながら、毎年違う作物を作る牧畑と呼ばれる農法が行われていました。ここでは、その名残を垣間見ることができます。ちなみに、土地を所有していたのが名主さん達だったから「名垣」と呼ばれているのだとか。
-
住所 島根県隠岐郡知夫村