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特集

  • 自然の恵み

隠岐4島で立ち寄りたいオススメお土産屋&一押し商品

  • エリア

    • 隠岐の島町
    • 西ノ島町
    • 海士町
    • 知夫村
  • 季節

旅行すると必ず立ち寄りたくなるお土産屋。
隠岐諸島には4つの有人島があり、各島で購入できるお土産の種類は意外と豊富です。
この記事では、各島1店舗ずつ【お店の売れ筋商品】と【お店の担当者が選ぶおすすめ商品】をご紹介します。隠岐旅行のお土産選びの参考として読んでいただけると嬉しいです。

取材・池内亮太
海士町在住、京都市出身。ジオ×ホテル Entôのフロントと広報、SNSを担当。サッカー観戦と映画鑑賞が趣味

目次

  1. 【隠岐の島町】隠岐でしか買えないお土産は「あんき市場」へ
  2. 【西ノ島】隠岐産品や地酒が揃う「安藤本店」で新たな売れ筋を発見
  3. 【海士町】リニューアルした「島じゃ常識商店」と、隠岐神社前の「つなかけ」
  4. 【知夫里島】来居港フェリーターミナルの売店
  5. 最後に

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【隠岐の島町】隠岐でしか買えないお土産は「あんき市場」へ

【隠岐の島町】隠岐でしか買えないお土産は「あんき市場」へ

隠岐の島町の西郷港より徒歩2分ほどの場所にある、隠岐ふるさと直売所 あんき市場 。
隠岐のお土産だけでなく、隠岐産の農作物、海産水産物も購入することができます。あんき市場は道の駅スタイルのお店で、2022年1月現在は144名の組合員の方が自分たちで栽培したものをここで販売しています。

店内の様子。
コンセプトは「隠岐産であること」ほとんど全ての商品が隠岐で作られている、もしくは隠岐の素材を使った商品であるという強いこだわりを持っているお店です。

あんき市場の売れ筋商品は、有限会社隠岐乳販の「隠岐あらめ」。

あらめは海中で見るとワカメ、乾燥させるとひじきに似ています。ひじきよりも肉厚で歯ごたえがあり、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど栄養豊富です。「隠岐あらめ」は乾物なので水に戻せば、様々な料理に使うことができます。ぜひ一度、自宅の献立に加えてみてください。

そして担当者のおすすめ商品が、隠岐の島づくり株式会社の「あごだし みそだしの素」。あごだしとはトビウオからとったお出汁のことです。毎年6月〜7月に産卵のために隠岐へやってくる旬のトビウオを使ったあごだしを使用しています。

鍋で煮込んだ具材に大さじ1杯入れて、かき混ぜると一人分の味噌汁が作れますし、水1000ccに対して200mlの割合で入れると簡単に味噌鍋も作れてしまいます。その他、煮物や炒め物にも使える万能調味料です。

店内に並ぶお土産の種類の豊富さは隠岐のなかでは一番だと思います。
そんな「あんき市場」にぜひお越しください。

隠岐ふるさと直売所 あんき市場
〒685-0013 島根県隠岐郡隠岐の島町西町八尾の一48-11
☎︎08512-2-8633
8:00〜18:00
不定休

【西ノ島】隠岐産品や地酒が揃う「安藤本店」で新たな売れ筋を発見

【西ノ島】隠岐産品や地酒が揃う「安藤本店」で新たな売れ筋を発見

西ノ島の別府港から徒歩1分ほどの場所にある、安藤本店。
この場所では西ノ島の生産者の商品をはじめ、隠岐4島のお土産も購入することができます。

元々は清酒や醤油の醸造元として始まったという歴史もあり、店内にはその歴史についても触れることができる写真や資料が飾られています。

店内の様子。
レトロな外観とは雰囲気の少し異なる木の温もりが感じられる店内です。お土産だけでなく、お酒やお菓子なども販売しているので、島民も日常使いで立ち寄っています。

安藤本店の売れ筋商品は、ブーランジュリー118の「酒粕クラッカー」。
原料は株式会社 隠岐酒造という隠岐の島町にある酒蔵で醸造している「隠岐誉」という日本酒。「隠岐誉」を醸造する過程で清酒を絞った時にできる酒粕を使ったクラッカーです。

チーズは入っていないのに、ほんのりとチーズの風味が広がる不思議なお菓子です。西ノ島でパンを作るブーランジュリー118が初めてお土産品として製造しています。

安藤本店では、毎朝9時ごろから入り口の右手でブーランジュリー118の手作りパンも販売されているのですが、そのパンもとても美味しいです。

そして担当者のおすすめ商品が、隠岐酒造の日本酒群。
隠岐酒造の商品は全種類揃えてあり、地酒のお土産はこの場所で購入するのもおすすめです。

店内で店員さんに声をかけると試飲もできるのでじっくりとお好みのお酒を探すことができます。

港からとても近いため、船の時間が迫っている時にはとても助かります。歴史を感じながら買い物ができる「安藤本店」にぜひお越しくださいませ。

安藤本店
〒684-0302 島根県隠岐郡西ノ島町別府4
☎︎08514-7-8848
9:00〜18:00
不定休

【海士町】リニューアルした「島じゃ常識商店」と、隠岐神社前の「つなかけ」

菱浦港フェリーターミナル「キンニャモニャセンター」の1階にある、2024年にリニューアルオープンした「島じゃ常識商店」。全面ガラス張りの明るい店内に、島のオリジナル製品や山陰近隣のお土産が並びます。

入ってすぐのテーブルと窓側の棚には、日本酒や海士乃塩、海士町産のグラノーラや崎みかんジャムといった、人気のお土産品が並びます。店内奥にはTシャツやてぬぐい、海士町ならではのしゃもじの他に、町内にある隠岐窯で焼かれた陶器など、こだわりの商品も並びます。

一番人気のお土産「さざえカレー」、注目の新商品「イカカレー」、定番の「さざえごはん」

こちらも定番「海士乃塩」。日本名水百選の天川の水が注ぐ保々見湾沖から採取した海水を太陽と風の力で濃縮した後、丁寧に撹拌しながら島の薪だけで炊きあげて作られた、手仕事の逸品です。お好みのフレーバーを見つけてください。

島じゃ常識商店
〒684-0404 島根県隠岐郡海士町福井1365-5
7:30~19:00(夏期のみ)
無休

 

港から移動して、こちらは隠岐神社の向かいに佇む「つなかけ」。お土産と手仕事の店として、隠岐と山陰のお土産品を豊富にラインナップしています。この建物内で焼いたパンも売っており、日替わりでレトロなパッケージのパンも楽しめます。

後鳥羽院資料館の隣でもある立地。こちらでは、後鳥羽上皇へ献上したお菓子を再現した和菓子「白浪」がおすすめです。島ではお馴染みのお菓子で、米粉を原料としたほろっとした触感に、素朴な甘さが感じられます。1つずつ木型で手作りしているそうです。

お土産と手仕事の店 つなかけ
〒684-0403 島根県隠岐郡海士町海士1521-1
08514-2-0717新しいタブで開きます
9:00~17:00
不定休

【知夫里島】来居港フェリーターミナルの売店

【知夫里島】来居港フェリーターミナルの売店

船を降りると、すぐ目の前に見えるフェリーターミナルの中に知夫里島のお土産が購入できる売店があります。

島の生産者が作るスイーツやジャム、手作りのアクセサリーなどが販売されていて、島の思いの詰まった、知夫里島ならではの商品が並んでいます。

来居港フェリーターミナル 売店の売れ筋商品は、「MANY DALE(めにーでーる)のスイーツ」です。MANY DALEは、Iターンで知夫里島に移住したパティシエールの方が始めたお店で国産の小麦粉やバター、オーガニックのきび砂糖やてんさい糖を使った予約注文専門のケーキ屋さんです。

ホールケーキとカットケーキのどちらも購入することができ、ケーキの種類がとても豊富です。

実は私が働いているEntôというホテルでもお祝い用のサプライズケーキ(有料)としてMANY DALEのケーキを使わせていただいております。島では貴重な本格的なケーキを味わえるお店、そんなMANY DALEのスイーツを売店でも購入することができます。

特に写真右上にあるレモンケーキがおすすめで、運が良ければ、知夫里島の山奥で採れるレモンを使った島レモンケーキをパッケージを変えて販売することも。賞味期限は約1ヶ月ほどあるのでお土産にも購入できますよ。

そして担当者のおすすめ商品が「手作りのシーグラスアクセサリー」です。
これは島民の方々が海岸掃除で拾った瓶を、アクセサリーとしてリメイク。料金も安価で、お子様には特に人気の商品です。

ゴミを出さないことをコンセプトにしており、販売用の袋は使わなくなった封筒の再利用、アクセサリーを固定している土台はダンボールを丸く切ったもの。知夫里島のありのままの自然が大好きだからこその島民の想いが詰まった商品です。

人口600人ととても小さい島でも、様々な工夫が為されている場所だと感じられる、知夫里島。ここでしか買うことのできない島の産物をぜひ買ってみてはいかがでしょうか。

 

知夫里島観光協会
〒684-0100 島根県隠岐郡知夫村1730-6
☎︎08514-8-2272
8:30〜17:30
不定休

最後に

今回ご紹介したお土産屋以外にも、隠岐の中でお土産が購入できる店はたくさんあります。この記事を読むことで、お土産選びがより一層、楽しくなれば嬉しいです。皆様の隠岐旅行の思い出が何かの形として残りますように。