隠岐の島で愛されるこだわりのパン屋さん・おすすめ5選

隠岐の島町のグルメと言えばサザエなどの海産物や隠岐そばが有名ですが、漁師が多い島では意外にも、手軽に食べられる「パン」が地元グルメとして定着しています。
地元で愛されてるパン屋さんや、島のお母さんのこだわりがつまったパン屋さんなど、お店によって異なる個性的な島のパンを楽しめます。そんな隠岐の島町のパン屋さんをご紹介しましょう。


取材・池田麗菜
隠岐の島町在住、福島県出身。趣味は海遊びと離島めぐり。今まで訪れた離島は15島。ウエディングプランナー、プログラミングスクール運営の経歴を経て、結婚を機に隠岐の島へ移住。只今絶賛、漁師の嫁 修行中。

1.麹由来のもっちり天然酵母パン『マムズベーカリー』

1.麹由来のもっちり天然酵母パン『マムズベーカリー』

隠岐の島の玄関口・西郷港から徒歩3分に位置する『マムズベーカリー』は、店主の村上さんが、自身の出産をきっかけに “無添加の、安心安全な手作りのパンを食べてもらいたい” と考え、実母を誘って創業したパン屋さん。2021年で10年目を迎えた人気店です。

マムズベーカリーの天然酵母パンは、丸1日ゆっくり時間をかけて発酵しており、自家製の餡やカスタードクリームとの融合が、驚くほどに優しい舌触り♪
もっちり触感のトリコとなったお客様が多いのだとか。

創業当初からの1番人気は、くるみとレーズンが練り込まれた生地に北海道産のクリームチーズが入った “クリームチーズパン”

お土産にも人気とのこと。売り切れ次第閉店となるため、オープンと同時の来店がおすすめです。

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<mom’s BAKERY>
住所   〒685-0014 島根県隠岐郡隠岐の島町西町 (石田時計店さん隣)
電話   090-6833-1404
営業時間 12時-18時(なくなり次第閉店)
定休日  水・土・日曜日
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2.隠岐ブランド米の米粉を使用『金井製パン所』

2.隠岐ブランド米の米粉を使用『金井製パン所』

隠岐ブランド米『藻塩米』を使用している食パンが一番人気という『金井製パン所』。
隠岐の島町栄町にある店舗ではもちろん、スーパーや商店、港近くのあんき市場でも販売されています。

使用している米粉は、藻塩米を精米する時に砕けて割れたお米や、成熟できなかった小さい米粒を活用しているため、食品ロスを減らすSDGsにも繋がっています。

ふんわりむっちりとした食感で、ほんのりと感じる塩味はパクパクと食べ進められます。週に火・木・土曜日限定で、サンドイッチとしても販売されているそうですよ♪

3代に渡り受け継がれてきた “変わらない味” の秘密は、無添加素材であること。
お客様に安心して手にとって頂きたいと、パッケージには(法律には定められていない)製造年月日の記載も。こういった配慮からも作り手の優しさが伝わりますね。

金井製パンのファンには地元の人が多いそうで、変わらない味を求めて隠岐の島町で育った子どもたちが、大人になっても足を運んでくれるのだとか。

自家製あんこが入った揚げパンは小さめでたくさん入っているので、家族や友人とのシェアがおすすめ。

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<金井製パン所>
住所   〒685-0011 島根県隠岐郡隠岐の島町栄町811-21
電話   08512-2-0620
営業時間 8時-19時30分(パンの販売は14時頃より)
定休日  日曜日
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3.レトロかわいい 木村屋パン

3.レトロかわいい 木村屋パン

西郷港から徒歩10分圏内に、雑貨屋さんから和菓子屋さんなどが並ぶ『西町 愛の橋商店街』があります。
その中にあるのが4代続く『木村屋パン』。隠岐の島町では運動会で地区からの差し入れや法事など、あらゆるシーンでパンが使われているそうです。

工場のように見える店内ですが、こちらで購入することもできます。
写真に写る愉快な店主やあたたかい先代ご夫婦との会話で、心温まること間違いなし!

人気No.1は、レトロポップでかわいいパッケージにきゅんとする “かすてらパン”
生地が美味しい!と地域の方より愛される背景には、季節によって細かな調節をするこだわりがあるとのこと。

夏と冬とでは気温や湿度が異なるため、水分量や発酵時間、温度管理を細かく調整しているそうです。
最後にパンの仕上がりを手の感触で判断するのは、まさに職人技。

店舗ではもちろん、島内のスーパーや商店、港近くのあんき市場やフィッシャーマンズ・ワーフ隠岐でも販売されています。さらに隣の離島『西ノ島』の商店にも出品されているとのこと♪

何とも愛らしい、動物パッケージのパンを発見^^お子様も喜ぶこと間違いなしですね。

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<木村屋パン>
住所   〒685-0014 島根県隠岐郡隠岐の島町西町八尾の二72
電話   08512-2-0072
営業時間 7時30分-18時
定休日  水曜日午後・日曜日
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4.バターの美味しさ溢れる、発酵バタークロワッサン『ベーカリー・シャンピニオン』

なんでも揃うスーパーマーケット『サンテラス』内に店舗を構える『ベーカリー・シャンピニオン』。

スーパーとのコラボイベントも盛りだくさん♪
月・金曜日の17時に開催される、スーパー内のできたてを集めた “ホットマルシェ”では焼きたてピザを。
水曜日のお昼に開催される “ランチマルシェ” では、通常は券売機からのみ購入可能なハンバーガーが店内に並びます♪

1番人気のクロワッサンは2021年にリニューアルされ、フランス北部のイズニー社で生産される「AOPバター」を使用。
AOPとは、優れた農産物・酪農品を守り、品質を保証するEU共通の制度のこと。
外はパリッと、中は驚くほどにもっちりと伸び、口の中では濃厚なバターのコクが広がります。

そしてロングセラーの塩バターパン。焼塩の塩味と、バターの甘味がやみつきになります。
シンプルな美味しさは、サンドイッチにもピッタリ♪
旅のランチにいかがでしょうか。

ベーカリー・シャンピニオンは、2ヵ月に一度は本土へ視察・研修へ出向き、トレンドをリサーチしてすぐに商品化するスピードが強みなのだとか。
そんな努力もあり、種類が多いのも魅力のひとつです。

島のスーパーでのお買い物ついでに、ぜひお立ち寄りください^^

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<ベーカリー・シャンピニオン>
住所   〒685-0016 島根県隠岐郡隠岐の島町城北町376
電話   08512-2-1211
営業時間 サンテラスの営業時間に基づく
定休日  木曜日
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5.地域とともに紡ぐ味『木村屋給食パン工場』

5.地域とともに紡ぐ味『木村屋給食パン工場』

今から50年前。隠岐の島町で学校給食が始まり、子供たちにパンを届けるべく開かれたお店『木村屋給食パン工場』
ひとつ前に紹介した『木村屋パン』さんと名前は似ていますが、また別のお店です。

一番人気は、隠岐ユネスコ世界ジオパークの認定記念で作られた “発芽玄米” の食パン。

認定シリーズ “しまの宝”は隠岐の名水が使われており、地元で人気のスーパー『サンテラス』と共同開発されたのだとか。
商品名を考案するために町民へアンケートを取ったり、パッケージ写真には写真家としても活躍している地元民にご協力頂いたりと、” みんなで作った思い入れのある商品” がたくさん。

毎年隠岐の島町の高校生とコラボ商品を開発しており、昨年作られた “お芋あん どら焼き” は、お土産で大人気!

ノーマルどら焼きとの食べ比べがおすすめ。

「みなさんの協力があって、今がある」と、携わった地域の方々を思い浮かべながら、笑顔で語って下さる素敵な社長さんです。

木村屋給食パン工場の商品は、隠岐の島町 東郷にある店舗ではもちろん、各地域のスーパーや商店、港近くのあんき市場にて販売されています。

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<木村屋給食パン工場>
住所   〒685-0005 島根県 隠岐郡隠岐の島町 東郷惣倉37
電話   08512-2-1862
営業時間 10時-17時
定休日  日曜日
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隠岐の島のパン屋さんめぐり、いかがでしたか?
天然酵母パンから、隠岐ブランド米の米粉を使用したパン、人気のクロワッサンに地元民に愛される懐かしのパンなど、個性豊かなパンが隠岐の島にはあります。
24時間営業しているお店がない隠岐の島旅では、夜食や軽食にパンがぴったり。お好みのパン屋さんめぐりを旅のスケジュールに入れると、より素敵な滞在になりますよ。

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