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1泊2日知夫里島満喫コース

    • 知夫村
1泊2日知夫里島満喫コース

時間の余裕がある方向けの、2日間で島内を巡るコースです。絶景ジオスポットだけではなく、島民の日々の暮らしと関わりのある神社やお寺をコースに組み込んでいます。見た目の派手さはなく地味な感じではあるものの、足を運べば島の様子を伺い知ることができます。また、民宿や民泊ではそれぞれ特徴のあるおもてなしが提供されています。島内で宿泊するのもまた一味違った経験ができますので、こちらもオススメです。

距離46.9km 時間710分

目次

  1. 1泊2日プラン

1泊2日プラン

【スタート】知夫里島観光協会


10分 1km


河井の湧水

河井の湧水

知夫里島は周りを海に囲まれた小さな島ですが、湧き水は豊富です。これは「淡水層」といわれる現象によるものです。中でもこの「河井の湧水」は「島根の名水百選」に選ばれており、これまでに一度も枯れたことがないと伝えられています。主に、料理や飲料用として使われていますが、お米を炊いたり、コーヒーを淹れても美味!是非立ち寄って、喉を潤してから島内散策に出かけましょう。

10分 1.6km


岩ガキ養殖場

岩ガキ養殖場

赤ハゲ山へ向かう道沿いの海に浮かぶいかだの様な物。これは「岩牡蠣のいけす」なんです。今では全国で有名になった隠岐の岩牡蠣。まず、最初に養殖に成功したのはお隣の西ノ島。その後、知夫にも取り入れられて、島を代表する特産品となっています。

5分 1km


神島

神島

隠岐4島の中で最も本土に近い知夫里島。その知夫里島よりさらに南側に位置する無人島です。その昔、一宮神社の神様「天佐志比古命」が最初に降り立った場所と伝えられています。島へ渡ることはできませんが、その姿を赤ハゲ山へ向かう道中で眺めることができます。昼間は青い海と白い雲、夕暮れ時には太陽と雲が織りなす神秘的な絶景を眺めていると、まるで神話の時代にタイムスリップしたかのような錯覚すら覚えてしまいます。

45分 5.1km


赤ハゲ山

赤ハゲ山

知夫里島の西側に位置しており、赤ハゲ山は島で一番高い山。頂上の展望台からは、さえぎる物が何もない360度の大パノラマで知夫里島はもちろんのこと、カルデラ湾に浮かぶ島前の島々、遠く島根半島や大山を見渡すことができます。その眼前に広がる絶景には誰もが感動すること間違いなしです。近くには牛が放牧されていて、道路を塞いでいることもしばしば。そんな時には決してあわてず、牛が移動するまでゆっくり待ちましょう。

5分 0.5km


大山さん(祠)

大山さん(祠)

赤ハゲ山展望台近くにある祠。鳥取県の大山は昔から牛馬の放牧が盛んですが、この知夫里島でも牛がたくさん放牧されています。放牧牛は牛飼いさん達にとって、とても大切な財産なのです。そこで、名峰大山にあやかって大山が見える方角に祠を建てて牛たちの安全を祈願しているのです。ちなみに、祠の前には狛犬ならぬ狛牛?一対置かれています。これも、なかなか珍しいかなという光景です。

5分 0.5km


名垣

名垣

赤ハゲ山山頂付近で見かける長い石垣。これは「名垣」といって、昔は盛んに行われていた「牧畑」の境目。今でこそ物流が発達して島外から食料が調達できますが、その当時は自給自足が基本。島の狭い土地を有効利用するため、エリアを区切ってローテーションをしながら、毎年違う作物を作る牧畑と呼ばれる農法が行われていました。ここでは、その名残を垣間見ることができます。ちなみに、土地を所有していたのが名主さん達だったから「名垣」と呼ばれているのだとか。

10分 2.1km


ウグイガ崎

ウグイガ崎

知夫里島の北東にあり隣の西ノ島に一番近い場所です。その距離はわずか700mほど。ウグイガ崎と西ノ島をつなぐのは電気を送る送電線。知夫里島の電気は西ノ島から送られているのです。草原が広がる一本道をひたすら進むと、眼前には、辺り一面の草原、そして真っ青な海が広がってきます。西ノ島(黒島鼻)を間近に見られるのもここだけ。是非、足を運んでみてください。ただし、ここも放牧の牛さんが多いので、ひたすら注意しながら行きましょう。

35分 3.5km


赤壁

赤壁

島の西側一帯約1kmにわたって荒々しく削り取られた断崖です。火山の噴火と海岸の浸食により長い年月をかけて創られたその岩肌は見る者を圧倒します。また、天候や季節によってもその表情は異なります。晴れた日はもちろんのこと、雨が降っていれば赤褐色の岩肌がより際立って鮮やかに見えますよ。尚、展望所では崖ギリギリまで行けますが、安全柵がありませんのでくれぐれも落下しないように注意してくださいね。

35分 5km


15分 2km


一宮神社

一宮神社

島の中心である商店街の一角に位置する一宮神社。正式には天佐志比古命(アマサシヒコノミコト)神社といいますが、地元の人はみんな「いっくうさん」と呼んでいます。小さいながらも、鳥居や本殿などはしっかりと造られていて、村の重要な場所なんだと認識させられます。境内には重要文化財である「芝居小屋」や「後醍醐天皇お腰掛の石」なども。最近、何年かぶりに注連縄が新しく取り替えられました。藁がまだ青くて清々しい香りがしていますよ。

15分 2km


【宿泊】ホテル知夫の里

【宿泊】ホテル知夫の里

知夫里島の高台に建つとても眺めがよいホテルです。和室、洋室、和洋室と様々なタイプの部屋がありますが、全ての部屋がオーシャンビュー。きれいな知夫の海をご覧いただけます。テラスでベンチに座って沈む夕日を眺めながらビールを飲んだり、夜には満天の星空を眺めるのもオススメです。知夫里島の自然を満喫し帰ってきたら、夕日を眺めながら大浴場で疲れを癒し、おいしい夕食で胃袋を満たしたら、あとはゆったり落ち着く部屋で朝までぐっすり。知夫里島にお越しの際には是非ご利用ください。

施設情報
営業時間:チェックイン 14:00〜/チェックアウト〜10:00
定休日:不定休
TEL:08514-8-2500

 

35分 5.6km


知夫里島灯台

知夫里島灯台

島の南東部にある高平山頂上に設置されていて、本土からやってくる船の道しるべとして活躍しています。以前は官舎もあり、管理人もいましたが、現在は無人で官舎も取り壊されています。頂上から望む島津島ののどかな風景や赤ハゲ山に沈む夕日などは隠れた写真スポットです。また隣に見える大波加島は、島根県指定天然記念物オオミズナギドリの繁殖地となっています。貴重な鳥を撮影するチャンスがあるかも知れませんよ。

10分 1.9km


お松橋

お松橋

島津島にかかる歩行者専用の橋。島津島には、隠岐民謡「どっさり節」発祥の地として「お松の碑」がありますが、橋の名前の由来はそれにちなんだものです。時間と天候、波の状態がある一定の条件を満たしたとき、このお松橋と海面とが描くハートを撮ることができます。確率は非常に低く稀ですが、もし撮れたのならばまさしく奇跡であること間違いなしでしょう。

5分 0.5km


島津島

島津島

知夫里島の東側に位置する無人島ですが、お松橋を歩けば島に渡ることができます。海岸沿いには遊歩道が整備されているので、散策しながら様々な風景を見ることができます。透きとおるような海の青さと白い岩肌のコントラストがとても綺麗ですので、是非写真を撮っておきたいですね。また、本来はずっと南や北の地域に別々に生息しているはずの植物がこの島では同居しているという不思議さ。植物に興味がある方にもおすすめしたいスポットです。

10分 0.7km(徒歩)


渡津神社

渡津神社

島津島のお松橋を渡って遊歩道を進んだつきあたりにある神社。この神社には「道触(ちぶり)神=海の交通の神様」が祀られています。知夫里島は隠岐4島の中で最も本土に近いため、海上交通の中継地点として栄えていたようですし、知夫里島の知夫里(ちぶり)という名前の由来は、この「みちぶれ」から来ているとも。今のひっそりとした佇まいからは想像できないかもしれないですが、由緒ある立派な神社なのです。

5分 0.2km(徒歩)


お松の碑

お松の碑

その昔、江戸時代の頃。「お松」さんという女性がいたそうです。北前船でやってきた「新さん」と恋仲になったものの、「必ずまた来る」と言い残した新さんがその後現れることは無かったそうです。教えてもらった越後の追分節を思い出しながら、お松さんがアレンジして歌っていたのが「どっさり節」なんです。その民謡「どっさり節」発祥を記念して建立されたものです。

5分 0.2km(徒歩)


白壁

白壁

知夫里島の名所といえば赤壁がとても有名ですが、この島にはもうひとつの壁「白壁」ともいえるものがあります。それは島津島遊歩道の奥、渡津神社の裏側ともいえる場所に存在します。ごつごつとして、まるでとげのような岩肌は別の惑星に来たのかと錯覚させるほどです。地質の白い部分は黒い部分より柔らかいため、海の浸食によってこのような地形になったようです。この不思議な景観もぜひご覧ください。

45分 4.9km


松養寺

松養寺

元々は赤ハゲ山にあって、後醍醐天皇が隠岐に配流された際に、松の木が美しい庭があったことからその名前をいただいたという由緒あるお寺。その後、消失したために現在の場所に移されたと伝わっています。普段は人の姿を見るのもまれで、ひっそりとした佇まいを残しています。決して派手ではありませんが、ずっと以前から知夫里島の歴史を見守ってきた大切な財産です。

5分 0.5km


ダイニングカフェDONA

ダイニングカフェDONA

手つかずの自然がたくさん残る隠岐諸島の知夫里島。そんな島でのひとときをゆっくり過ごしてみませんか。 ダイニングカフェDONAでは、民家を改装したアットホームな雰囲気のお部屋で、無農薬・地産地消にこだわった食事を味わうことができます。オススメは隠岐ならではの贅沢グルメ「さざえコロッケ定食」とその丼版である「ドナコロ丼」。どちらも隠岐にきたら是非味わっていただきたいご島地グルメです。

店舗情報
営業時間:11:30~13:30
定休日:月曜日
TEL:08514-8-2268

15分 2.9km


姫宮神社

姫宮神社

古海(うるみ)と呼ばれる地区にある神社で、この地域の氏神様。祀られている神様が女神であることから、産婦が乳型を奉納すると乳を授かると伝えられていますし、海運・航海の守護神としても崇められてきました。境内は質素でこじんまりとした雰囲気ですが、実は隠れたパワースポットなんだとか。思考が豊かになったり、心にゆとりが生まれたり、癒しのご利益を感じることができるそうです。祀られているのが女神様なので特に女性におすすめのスポットかも知れませんね。

15分 2.5km


来居展望台

来居展望台

知夫里島の玄関口でもある来居港から、ループ橋を登ってすぐの所にある展望台。春には大島桜が満開にもなる実は隠れた展望スポットです。春には桜を、夏には真っ青な海と空を眺めながら、ちょっとひと休み。港が近いので、隠岐汽船のフェリーや島前内航船が出入りする場面も。疾走する内航船や勇壮なフェリーを写真に収める絶好のポジションなので、時間があえば是非立ち寄ってみてください。

5分 0.9km


【ゴール】知夫里島観光協会