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e-Bike~ジオ絶景コース~

    • 知夫村
e-Bike~ジオ絶景コース~

世界ジオパークに認定されている隠岐諸島。太古の昔から火山やプレートの活動、海による浸食などにより長い年月をかけて作り上げられたすばらしい絶景がたくさんあります。その隠岐諸島にある知夫里島を代表するジオスポットの「赤ハゲ山から眺める島前カルデラ」や「赤茶色の断崖がそそり立つ赤壁」などを巡るコースです。自然が造りだした素晴らしく壮大な景色を見れば感動すること間違いなしでしょう。

距離21.4km 時間265分

目次

  1. 半日プラン

半日プラン

【スタート】知夫里島観光協会


10分 1km


河井の湧水

河井の湧水

知夫里島は周りを海に囲まれた小さな島ですが、湧き水は豊富です。これは「淡水層」といわれる現象によるものです。中でもこの「河井の湧水」は「島根の名水百選」に選ばれており、これまでに一度も枯れたことがないと伝えられています。主に、料理や飲料用として使われていますが、お米を炊いたり、コーヒーを淹れても美味!是非立ち寄って、喉を潤してから島内散策に出かけましょう。

10分 1.6km


岩ガキ養殖場

岩ガキ養殖場

赤ハゲ山へ向かう道沿いの海に浮かぶいかだの様な物。これは「岩牡蠣のいけす」なんです。今では全国で有名になった隠岐の岩牡蠣。まず、最初に養殖に成功したのはお隣の西ノ島。その後、知夫にも取り入れられて、島を代表する特産品となっています。

5分 1km


神島

神島

隠岐4島の中で最も本土に近い知夫里島。その知夫里島よりさらに南側に位置する無人島です。その昔、一宮神社の神様「天佐志比古命」が最初に降り立った場所と伝えられています。島へ渡ることはできませんが、その姿を赤ハゲ山へ向かう道中で眺めることができます。昼間は青い海と白い雲、夕暮れ時には太陽と雲が織りなす神秘的な絶景を眺めていると、まるで神話の時代にタイムスリップしたかのような錯覚すら覚えてしまいます。

45分 5km


大山さん(祠)

赤ハゲ山展望台近くにある祠。鳥取県の大山は昔から牛馬の放牧が盛んですが、この知夫里島でも牛がたくさん放牧されています。放牧牛は牛飼いさん達にとって、とても大切な財産なのです。そこで、名峰大山にあやかって大山が見える方角に祠を建てて牛たちの安全を祈願しているのです。ちなみに、祠の前には狛犬ならぬ狛牛?一対置かれています。これも、なかなか珍しいかなという光景です。

5分 0.5km


赤ハゲ山展望台

赤ハゲ山展望台

知夫里島の西側に位置しており、赤ハゲ山は島で一番高い山。頂上の展望台からは、さえぎる物が何もない360度の大パノラマで知夫里島はもちろんのこと、カルデラ湾に浮かぶ島前の島々、遠く島根半島や大山を見渡すことができます。その眼前に広がる絶景には誰もが感動すること間違いなしです。近くには牛が放牧されていて、道路を塞いでいることもしばしば。そんな時には決してあわてず、牛が移動するまでゆっくり待ちましょう。

5分 1km


名垣

名垣

赤ハゲ山山頂付近で見かける長い石垣。これは「名垣」といって、昔は盛んに行われていた「牧畑」の境目。今でこそ物流が発達して島外から食料が調達できますが、その当時は自給自足が基本。島の狭い土地を有効利用するため、エリアを区切ってローテーションをしながら、毎年違う作物を作る牧畑と呼ばれる農法が行われていました。ここでは、その名残を垣間見ることができます。ちなみに、土地を所有していたのが名主さん達だったから「名垣」と呼ばれているのだとか。

15分 3.5km


赤壁

赤壁

島の西側一帯約1kmにわたって荒々しく削り取られた断崖です。火山の噴火と海岸の浸食により長い年月をかけて創られたその岩肌は見る者を圧倒します。また、天候や季節によってもその表情は異なります。晴れた日はもちろんのこと、雨が降っていれば赤褐色の岩肌がより際立って鮮やかに見えますよ。尚、展望所では崖ギリギリまで行けますが、安全柵がありませんのでくれぐれも落下しないように注意してくださいね。

45分 7.8km


【ゴール】知夫里島観光協会