西ノ島町(西ノ島)
焼火と漁と絶景と。
隠岐諸島は島後と島前(どうぜん)とエリアが大きく2つに分かれており、西ノ島は島前と呼ばれる3つの島のなかで一番大きな島です。人口は約2,600人。
国賀海岸(くにがかいがん)の摩天崖(まてんがい)が絶景スポットとして有名で、切り立った崖や海を背景に、牛や馬が佇んでいる姿は一見の価値があるでしょう。
島前の中でもっとも高い山に鎮座する焼火神社は、航海の神様として葛飾北斎や歌川広重の絵に描かれるほど、昔から人々に親しまれてきました。
全国一宮※にも選ばれている由良比女神社のそばにはイカ寄せの浜という浜があり、昔から漁が盛んだったことがわかります。浦郷港からの遊覧船や摩天崖ハイキングなどがおすすめです。
※一宮とは7世紀後半から10世紀ごろまでに定められた、その地域で一番社格が高いとされた神社を指します。