隠岐の島町ではカフェがおすすめ
隠岐の島町にはフェリー乗り場がある西郷港の近場に喫茶店やカフェが結構あるんです。
レトロなお店から古い建物をリノベーションしたお洒落なお店まで。島ならではの味や島に住む人たちとの対話を楽しめれば、ひと涼みしながらも島の雰囲気を体験できるはずです。
まずは西郷港に程近い「京見屋分店(きょうみやぶんてん)」。
カフェだけでなく、雑貨やアウトドア用品、お土産などの販売されていて、店内では、「おきのしましまビール」など島根のクラフトビールも飲むこともできます。
そして何より、店を営むご夫婦が素敵。島の人たちが用事がなくても自然と集う場所となっています。島では大切な情報交換の現場を見ることができるかもしれず、旅行者の方におすすめのスポットです。
クリームソーダが人気。上に乗っているバニラアイスが濃厚で美味しく、色味も涼しい一品。
京見屋分店
島根県隠岐郡隠岐の島町西町八尾3-81
TEL:08512-2-0425
OPEN:10:00~19:00
定休日:火曜日
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次は、西郷港から車で5分程の「100TARO Coffee」です。
ここはオーナーこだわりのコーヒーが楽しめる自家焙煎珈琲店。いい意味で島らしくないお店で、お店の中に入ると驚きます。空間のデザインをしたのは美容室のデザインなどを手がける方で、とても落ち着く空間でありながら、ワクワクするデザインに。
コーヒーは種類豊富で説明書きも丁寧であるため、自分にあったコーヒーと出会えるかも。スイーツもすべて手作りという、こだわりの強いお店です。
もし気に入った豆があればお店で購入もできますよ。休みは不定休で、営業日もできるだけ行く前に予約をした方がいいかもしれません。
100TARO Coffee
隠岐の島町城北町117
Tel:08512-2-0239
OPEN:10:00~16:30
定休日:不定休
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西郷港から京見屋分店よりも近くにある「月あかりカフェ」もおすすめです。
金曜日、土曜日、日曜日のみ営業しているカフェで、かわいいデザインの「さざえ最中」で知られる老舗の和菓子屋「秀月堂」の娘さんが営んでいます。
店内は島らしい空間でありながらも、どこか懐かしい京町家のよう。一番奥の席からは日本海へと続く川を間近に見ることができます。
季節のフルーツを使った「パフェ」や、島のはっさくを使った「はっさくとレモンのビタミンソーダ」は、夏の火照った体を冷ましてくれます。島の暮らしを垣間見ながら、ひと涼みするこの時間は良い島体験となるはず。
月あかりカフェ
隠岐の島町西町八尾の三45
TEL:090-3880-6877
OPEN:11:00~16:30
定休日:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、第2・4日曜日
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海士町では「島のほけんしつ」がおすすめ
「ないものはない」が島のキャッチコピーである海士町。後鳥羽上皇が配流されたこの島では、若者も多く暮らしています。
色んな世代の人たちが日々の疲れを癒したり、悩みを相談したりと、人と対話をすることができる場所や機会がこの島には多くあります。
最近はそういった場所が地元の人だけでなく、旅行者の方にも利用していただけるようになっています。海士町でのリラックス体験、自分を見つめ直す体験、旅のついでに訪れてみてはいかがでしょうか。
フェリー乗り場のある菱浦港から徒歩3分にある「島のほけんしつ 蔵」。
その名前の通り、島の人にとって一休みできる場所は、旅行者の方も気軽に入ることができます。代表の島根輝美さんの接客は、お母さんのような安心感がありますよ。
「蔵」では、予約制でアロマケアやフェイシャルトリートメント、クレイケア、カードセッションを受けられるほか、気まぐれカフェも営業しています。カフェは予約不要で、席が空いていればその人の身体に合ったハーブティーを飲むことができます。
なんと、雨の日には「雨の日ブレンド」のハーブティーを飲むこともできます。
他にも、アロマミスト作りやクリーム作り、ワークショップやクラフト作りなども行われています。
特に、クレイ足浴はおすすめ。種類によって効能はもちろん違います。直感で気になったものを5種類から一つ選び、そのクレイの入った足浴が体験できます。
自分の直感で選ぶというのが本当に不思議で今の自分にとって必要とされる効能のものを自然と選んでしまいますよ。クレイケアとは体内の不要物を落としてくれる、まさに体のお掃除屋さんなのです。
2021年8月に店内のレイアウトが大きくリニューアル。おしゃれなカウンターでハーブティーを飲んで一休みしてみてください。
島のほけんしつ 蔵
海士町福井1367-1
OPEN:9:00-17:00
定休日:不定休
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西ノ島町では「図書館」がおすすめ
西ノ島といったら自然が作り出した絶景が見れる摩天崖や国賀海岸が人気です。
そんな西ノ島でのんびりと自然を見ていただくのもいいのですが、雨の日は山の上に霧がかかってしまいます。霧がかかることで神秘的になり、それはそれでとてもオススメなんですが、室内でのんびりしていただける場所が西ノ島にはいくつかあります。
西ノ島の人たちも集う場所で観光の方も気軽に入ることができるので、ぜひ行ってみてください。
「いかあや」というのは西ノ島弁で「行こうよ」という意味です。
西ノ島町コミュニティ図書館「いかあ屋」は2018年7月に開館したばかりで、外観・内観共にとても綺麗です。館長に話を聞くと、設立メンバーの中には図書館での勤務経験がある人は1人もいなかったそう。島の住民で行きたい図書館とはどんなものかをひたすら議論し「いかあ屋」が誕生したのです。
それもあって、館内には図書ブース、縁側カフェ、縁側テラス、縁側キッチンなど普通の図書館にはあまりないスペースが多くあります。縁側キッチンは基本有料予約制となっていますが、一般の方も利用できるので自分たちで島の食材を購入し、調理して食べることもできます。
定期的にイベントが行われており、島の人と旅行者が交わる場があるのも「いかあ屋」の魅力の一つです。
本を読んでもよし。コーヒーを飲むのもよし。料理をするのもよし。すべてはこの図書館ならではの体験なのです。
西ノ島コミュニティ図書館「いかあ屋」
西ノ島町浦郷67-8
TEL:08514-2-2422
OPEN:10:00〜19:00
定休日:水曜日
隠岐汽船別府港フェリーターミナルより車で約8分
町営バス「日の出町」下車徒歩1分
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知夫村では古民家での「室内クラフト体験」がおすすめ
知夫里島は隠岐諸島のなかで一番小さい島であり、手付かずの自然が残っている島です。
赤壁や赤ハゲ山などは間違いなく、言葉を失うほどのスケールの大きさを感じることができます。そんな知夫里島にあるのは自然だけでなく、涼しい室内で楽しむことのできるクラフト体験がけっこう面白いです。
隠岐にはクラフト体験ができるところは多くありますが、この知夫里島では他の島とは少し変わったクラフト体験をすることができます。隠岐でしか作れない、自分だけの”オリジナル”を旅のお土産にしてみてはいかがでしょうか。
港からすぐのフェリーターミナルの中にあるSURUDAWAI(するだわい)にて、「My知夫七味体験」の予約と体験ができます。
山椒やわかめ、岩海苔、クロモジ、ゆず、唐辛子など、知夫里島産の材料を使って自分だけの七味を作ることができます。それぞれ効能が異なり、もちろん分量によって味も異なります。
旅先で、しかもその場所で作られたもので作る七味。おうちの食卓に置きたくなること間違いなし。こんなに愛着が湧いてしまう七味なんて珍しい。
作業工程は材料を選定、調合し、すりつぶすだけなので誰でも簡単にできます。自分だけのオリジナル七味作り、ぜひ体験してみてください。
隠岐4島の暑い夏でも涼めるカフェ&施設をご紹介させていただきました。
この記事を参考に、暑い夏も隠岐の旅行を楽しんでいただけたら嬉しいです!