隠岐松葉ガニとは？
隠岐松葉ガニは、島根県の隠岐諸島周辺で獲れる高級ブランドのズワイガニです。この海域は、プランクトンが豊富で様々な魚介類を育む全国有数の好漁場として知られています。特徴として、島根県独自の「カニ篭漁業」による漁獲方法があり、これによりカニに傷がつきにくく、鮮度と姿形が保たれます。また、隠岐諸島近海で獲れた松葉ガニの中から、さらに厳しく選別された最高品質のものだけが「隠岐松葉ガニ」として認定されます。700g以上の大きさのものには、漁獲した漁船の船名と「隠岐松葉ガニ」の名称が表示された青いタグが付けられ、ブランドの証となっています。
漁期は冬場（12月から2月）に限定されており、カニが最も美味しいとされる時期に獲られます。さらに、漁場が近いため、生きたまま港に持ち帰ることができ、これも美味しさの秘密の一つとなっています。
その味わい
隠岐松葉ガニの味わいは、その豊かな海域で育ったことにより格別です。身が甘くて上品な味わいが特徴で、冬場に獲れるため、身に旨味が凝縮されています。生きたまま水揚げされるため、鮮度が抜群で、その新鮮さが味わいに直結します。茹でガニはもちろん、お刺身、しゃぶしゃぶ、カニ鍋など、様々な調理法で楽しむことができます。固めの甲羅でハサミが太く、ずっしりと重いものは身の詰まりがよく、食べ応えがあります。特に親ガニ（雌のズワイガニ）は、身が甘くカニみそが濃厚で、珍味として人気があります。
隠岐松葉ガニを食べられるお店
下記のお店は一例です。また、仕入れ等の状況により食べられないこともありますので、必ず事前にご確認いただきますよう、お願いいたします。
フィッシャーマンズワーフ
フィシャーマンズ・ワーフ隠岐では、活け松葉ガニを使用した多彩な料理が楽しめます。特に、刺身や焼きガニ、カニ鍋などが人気で、1.2kgを超える特大サイズの松葉ガニも提供されています。
